2018年4月25日水曜日

ヒマラヤをあとにする...

ヒマラヤ産の 【麻の実】と 【麻炭】
〜 About "Hemp seed and charcoal" in Himalaya 〜



ヒマラヤでの暮らし

そして ムラヅクリ

今回、たくさんのミッションを

こなしながら経た数ヶ月


ある日突然
終了のタイミングを受け取った私たちは
山を降りることを決めました


いま、ゆっくりと時間をかけて
ヒマラヤをあとにしつつあります





この数ヶ月間

毎日ゆったりと過ごしていたようで
終わってみると、その日々は
強烈で凄まじい経験として
私の中に刻まれています



普通に生きていて
こんな経験は
なかなか出来るものじゃない


振り返って想い返してみても
あまりにすごくて
未だ放心状態が続いています


数ヶ月の間に
ドンドン変化していったカラダ


そして今まだ
その高い波動が体に残留しているのを
ビリビリと感じています


ここには書き切れないほどの
それらの経験を
誰かに話す-放す-にしても


一体どこから
何を話したらいいものか...


高ぶりがまだ収まりません

でもこの数日で
やっと 少しずつ、
自分の内側に訪れ始めている静けさを

ゆっくりとゆっくりと
味わっているところです




さて、
ヒマラヤでのムラヅクリのことは
また落ち着いて、
上映会などで みなさんにゆっくりと
お話しさせて頂くとして...


ヒマラヤを去る前に
大切な友人へ会いに行ったお話を。




ヒマラヤで もう200年 以上、
麻作りをしている村の
麻農家の友人です




相方 へーさんの古くからの友人で
今回2年ぶりの再会


彼らは、たくさんの動物たちと一緒に
循環のある自給自足の暮らしをしていて






訪れるたび勉強になり
インスピレーションを受け
滞在中はいつも
大変氣持ち良く過ごしています






この地方は、大昔から
「麻の実」を食する習慣があり


毎日のご飯に出る
「麻の実のチャツネ」が
もう大変美味!!


今回も、日本に持って帰るため
ディディに作ってもらいました
作りたてホヤホヤです。
(ファンのみなさまお樂しみに♪ )


ヒマラヤ産 麻の実チャツネ


彼らの育てている麻の実のサイズは
とにかく大きくて
生で食べても、殻が柔らかく甘い



基本的には
煎って香ばしくした麻の実に
塩をかけて食べたり、
細く砕いたものに、チリ、スパイス、
塩を加えて、ごはん等にかけて食べるのが
オーソドックス。


200年以上も前から食べられている
この麻の実おそらく「原種」ではないか、
とも言われています。







原種の素晴らしさはまた今度お話しするとして...




この友人農家が「麻炭作り」に
とりかかったのが約4年前
ちょうど友人が主催する首都カトマンズでの 
Hemp Fair 一緒に参加した中山康直さんや、
宮古島のCosmic Hempさんらも
この地を訪れています


そのとき、このヒマラヤの友人は
はじめて麻炭の作り方を学び、
今では、すばらしい品質の麻炭を
ヒマラヤ発で作り続けています。


去年、麻炭をつくるのに必要な資材が
ネパールで手に入れられないということで、
困り果てていた彼らから相談を受け
はるばる日本から届けに来てから約半年、


数ヶ月前に収穫したばかりの
新鮮な麻の茎より作った
「ヒマラヤ産の麻炭」を入荷しましたので、
帰国後、正式に販売開始致します!
お樂しみに。
青光りする麻炭は最高品質と言われますが
彼らの麻炭は青光りしています!



この、やわらかい波動の流れるヒマラヤの山中
訪れた中山さんも、
以前一緒に参加したカトマンズのヘンプフェアーにて
ここの素晴らしさを力説されていました。


そんな場所で育ち、作られた
ヒマラヤ産の麻炭が日本でシェアされる事を、
私たちだけでなく、彼らも
大変喜んでくれています。

麻炭をただ販売するだけでなく、私たちは、
使い易く加工したりして新しいプロダクトも考え中です
(うちで販売中の 麻炭歯磨き粉は全てヒマラヤ産麻炭に換える予定です!)


今それが、帰国してからの
密かな私の樂しみとなっています 





帰国後も歩くムラ商店の新鮮な商品たちを
どうぞ、お樂しみに



【麻炭】
デトックスや、放射能除去に、微生物関係の資材や
発酵系のお菓子やパン、普段の食事に取り入れたり
眉墨、アイライン等のコスメ作りや、石鹸作り
エネルギーワークにも。さまざまな面で。


2018年4月17日火曜日

ヒマラヤ 薬草・野草の日々


In Himalaya, Wild and Mountain herbal days 
ヒマラヤ 薬草・野草の日々 


ヒマラヤの私たちのこの場所は、
標高が2200mもあるのに関わらず


もう1ヶ月以上も前からせみが鳴き始めていて

日中は、数時間ほど真夏のような

唸る暑さが続いたかと思うと
夕方から急に冷え込む。


1日の中に四季があるような感じで
昼間にノースリーブワンピを着て、

夜はあったかいセーターや
ダウンジャケットに代わり
家の中、焚き火でカラダを温める。

そんな生活が数ヶ月続きました。






ここ、1週間ほど前からは
毎日夕立が降るようになり
例年より早い雨季の始まりのようです。
天上界に近い我が家なので
夕立に伴う雷は、すごくパワフルです。



さて、そんな天候の中
うちの周りの野生の植物たちは
私たちがここへ来た当初の数ヶ月前は
枯れた黄色い景色一面だったのが
この頃は雨の恵みで、美しい黄緑色に変わり始め、
新緑を迎えています。




その景色と言ったら...
色愛と言ったら...



ほんとうに美しい。


野草や薬草、
山菜がたくさん採れはじめ
まだ畑からの収穫が少ない我が家の食卓は
周りの山野草たちに助けられています。







毎日、そうやって
野草を食べている私たちの姿を見た
周りのヒマラヤン達は、
うちに来るたびいろんな山菜を
手に持って来てくれるようになりました。







その辺に生えていた雑草のような草花も
食べれるものばかりで、そのうえすごく美味しいのです!






みんな優しくて、いろんなことを教えてくれて
ほんとうにありがたい。



そんな風にして私たちは、
まわりの野草・薬草・山菜をたくさん食べ
動物たちからミルクをいただき




毎日歩いて暮らし

この辺のすべてと自分たちが
ばっちりマッチして溶け込んだ感覚があります。



ヒマラヤで、こんな暮らしを経て
カラダがどんどんと変化していき
自分のカラダを巡る、エネルギーの高さに
少しびっくりしています。



きょうは、
その野草を紹介したいと思います。



写真をどうぞごらんくださいませ。




こちらは、ヒマラヤ暮らしおなじみの
イラクサのスープ

乾燥させた粉スープを
歩くムラ商店にて販売中です