2018年2月20日火曜日

ヒマラヤで 歩く日々





Walking days in Himalaya.

ヒマラヤで 歩く日々








ヒマラヤに来てから

毎日毎日 歩いています










何をするにも
歩くことから全てが始まる
ここでの生活







逆に

歩かなくては何も始まらない






一歩一歩を噛み締めて歩く

山降り谷降り

やってくるたくさんの動物に
道をゆずりながら








いま「歩く」ということを
これでもかと堪能しています












日本でも

屋久島だって
土の道を歩くことが出来ない








ここには
コンクリートは無く

ず〜っと 土の上
草の上
岩場
砂地を
歩くのです






ああ 私

これ、したかった事のひとつだ〜

って、歩きながら再確認








ひとえに歩くと言っても

道幅は人間ひとり分ほど
牛やヤギ、羊たちが前から来たら
譲らなければ通れません







河を飛び越えたり
坂道、崖、岩、

舗装されていないだけでなく

自然の形に沿ったままなので
登ったり降りたり飛んだり
とにかく運動神経が必要






日本で
軟弱になっていた
私の足腰は
筋肉痛から始まり



今ここに来て
グイグイ筋肉をつけはじめました




ヒマラヤ育ちの
野菜にお肉


毎日、オーガニックで
パワフルな食事を食べ







夜は満天の星空のもと
ヒマラヤの温泉
熱い体液に身を沈める






毎晩
河の流れを聴きながら
眠りにつく



鳥のさえずりで
眼を覚ます




ここヒマラヤ山中は
全てがまだまだ原始的で



文明化の日本からしたら
驚くことばかりだけど



目の前に広がる
信じられないような景色を
いつもすぐそばに眺めながら








カラダと五感を
フルに使い
「感じる」が基盤の生活







この経験



ある意味、文明国より
どれだけ豊かなんだろうかと
思うのです









もっと歩きたい
歩いて暮らしたい





「 歩くこと 」


人間の機能

ここから全てが始まるんじゃないだろうか









(2018.2.10)



2018年2月16日金曜日

種まき in ヒマラヤ


Sowing seeds in Himalaya
〜 種まき in ヒマラヤ ( 記録1 )〜



ヒマラヤ 4日目


さっそく、今回の目的のひとつである

ヒマラヤでの畑作りに取り掛かる


ヒマラヤの友人


私たちが愛する家族のひとり
ブーペンとともに進めるこのプロジェクト


「種選び」からかなり真剣です



四年以上継いだ日本の固定種の種


アメリカや南米、タイ、ニュージーランドなど
世界中から集めた良い種、

実に100種類ほどの中から
ヒマラヤで今の時期まくには何の種がいいか、

各自何をまきたいのか
真剣に話し合う



種選びのあとは、


昨日、1日がかりで作った竹炭を砕き
炭にEMを噴射



近くに落ちている動物の糞を集め
砕き、砂・土・米のもみ殻・
ココナッツの殻パウダー






などを細かくふるいにかけ
種まき用に良さそうな土を作る








さあ、何から芽が出るかな!










(2018.4.16)

2018年2月14日水曜日

2018年 ヒマラヤ行き



On the way to Himalaya.
〜 ヒマラヤへ向かう 〜





ヒマラヤに着いて2日経ちました




今回のヒマラヤ行きが
これまでで一番大変だった


最終的に荷物の量は100kg以上
日本で用意した荷物だけでも55kg



それを担ぎながらここまで移動してきた




日本でコツコツとしてきた
ヒマラヤで暮らす準備


それにかけたエネルギーと、労力は
一体どれくらいだろう





相方のへーさんは
家から出る事もあまりせず
おそらくこの準備に一年以上費やしている





そのエネルギーのかけかたを
隣りでみていて

ほんとうにすごいなあといつも感心する




今回はいつもの「旅」ではなく
かなり気合いを入れたものとなった




しかし


ここ数年間の間に
自分の頭に
じっくりと時間をかけて
想い描き続けてきたことを


ここ、ネパールに着いてから
少しずつ 少しずつ
実行に移し始め





多少の困難がありながらも
それは私にとって悦びでもあり


目の前に進むべき道が
どんどんと拓けていくかのように
いろいろなことがかなり順調に
進んでいっている





それはまるで
目の前に次々と起こる
魔法を見ているかのようで


このごろはそういう現象ににいちいち
驚くこともなくなるほど

普通になってきている




まだまだ
この先の事は分からないけれど






もう何度目になるだろう、ヒマラヤ。




まあ、
とりあえず
ヒマラヤに着いた!!





何度も自分に聞いてみる
ほんとうにこれがやりたいのか


問いかける


確認する




どんなに大変でも
私の身体は
間違いない反応を返してくる



悦んでいる


「このまま進もう!」