2016年12月26日月曜日

ムラ作りの準備


さてさて
今回のヒマラヤ行き

電気もガスもない
その場所で
如何に暮らすか?


目標は
あります


まず

◎ 暮らしのベースを作ること

・寝る場所確保
・焚火で料理する台所づくり
・自然のエネルギーで発電
・水場づくり
・ヒマラヤでまさかのインターネット設備

             

  
と、

今回はそこまで作り込めれたら
最高だ!
と思っている

そしてそれは

不可能ではないと
思っている。


まず

寝る場所については、
ネパール人の友人が昔住んでいた家

この、
土と石で作った空き家で住むのだけど


行ってすぐ寝れる状況か
分からないため
一応日本からテントを持参。

ヒマラヤでテント生活...

寒いかな〜....
不安...

不安だ...

私はとても寒がりなのだ...


これがネックだった。

ということで
思い切って
こんな分厚い
寝袋を購入!
ダウン1.5kg入り!
氷点下でもオッケイ!
(ここは氷点下にはなりませんが...)



右の派手なやつが私の寝袋
左のはへーさんが元々もっていたもの。

私の方の寝袋はネットで
7000円台という
破格のものを
へーさんが見つけてくれた。

普通なら4・5万円相当のものだ

でもここまで安いからには
どこかでしわ寄せがあるかもしれない

塩と酒と和セージで
お祈りをしてから
天日干しをする

新品なので
少しケミカル臭い

匂い消しには
いつもお世話になっている
このスプレーを
全体にかけてから
お日様で干す

微生物が匂いを分解
木酢で消臭

ずいぶん匂いが取れるんで
大変おすすめ♪

( 木酢液 + EM-1 + HB-101 + 水 )

私たち
木酢液と微生物系(EMなど)の液体が
旅には絶対的必需品。

消臭にもカラダにも
畑を始めるにも
なんにでも使える。


さあ
これでひとつ
「寒さ」という
私の不安が消えた

これは私には大きいことで

へーさんに感謝を言いたい。
いつもいつもありがとう♡



テントは、

うちにある2人用テント
デザインが素敵で
気に入ってるやつ。


(窓のしずくの形が素敵でしょ♡)

でも

もう古いので雨だと
底が水漏れする

まず修理から。



これは
完全に水を通さなくする
シリコンの液体を
テントの底と
上に掛けるカバーの
両方、そして両面に塗る



強雨の日に
外にテントをたてて
ほんとうに水が入ってこないかチェックしたら...

OK!
水を通さなくなりました!

すごい液体があるもんだ。

こんな作業も
大切な準備のひとつ。

日本に居る間に
ひとつひとつ
丁寧に
やるしかありません。


さて
お次は電気です。

(焚火の台所作りはおそらく問題ないのでスキップ)

向こう(ネパール)に行ってから
太陽光パネル等を購入することも考えましたが
他国であれこれ迷う前に
日本で購入していく方が
いいのではないかということになり
(村作りに早く取りかかれる)

電気は

   ・「太陽光発電」
・「水力発電」

を、予定しています。

太陽光パネルは
2−3mmの厚さ


軽いので
持ち運びに便利
飛行機もオッケイ!

しかも最近は需要が多いのか値段も安い。


このパネルにあたった太陽光のエネルギーを
電気として使わせていただく

灯火に変わるのは
この電灯たち



白色で
右のは5W
左の電灯は2.5W

ヘーさんと
私と
ひとつずつ使用可能♪

調光出来る上
LEDなのでかなり省エネです。
でもしっかり明るい!
1000円台



モバイルバッテリーと
USB接続して
どこでも使えます。

夜に
縫い物や
編み物が出来そうで
私はかなりテンションが上がります♪



このパワフルなバッテリー
リチウムバッテリーといって
こーんなに小さくて軽いのに
なんとかなりの大容量
26000mA/h!!
飛行機に持ち込める
サイズ!
(リチウムバッテリーは飛行機で制限があるようです)



USB接続4個つき!

ポケモン・ゴー
というゲームが、今流行っているらしく
(ゲームについては全く詳しくないですが)
そのゲームをするために
このモバイルバッテリーが
急速に日本で需要が高まり
ずいぶん安く買えるようになりました。

「流行」がありがたいと思ったのは
初めてかも。笑

だって
2年前にへーさんが同じものを買ったけれど
容量は半分近く少ない上に
値段はこれより高い

このバッテリー
フル充電で
3Wの電灯なら
1日5時間の使用時間で
6日間くらい使える計算。
(それは、まだ試していません)

そして
バッテリーは
快晴の日に1日充電して
フルになるんじゃないかと予想。
(これから試したい)


電気については
かなりシビアに考えています

それは
2年前のタイでの電気のない生活

それが
私たちにとって今に繋がる
いい経験となりました


タイの北部
聖山を目の前にした
この小屋での暮らし

(丘の上のロンガン畑の小屋)


火の生活

(台所)


その時は
・太陽光パネル
・バイクの発電
この2つ。



しかーし

予想よりはるかに
電気が足りなかった!!

ロウソクの生活は
あやうく火事になりかけて
危ない想いもした

パソコンなどの電気機器も
けっこう電量を使うという事も知った


なので

今、私たちが
最低必要で使っている電気量が
どれぐらいなのかという事を
この生活で知ることになった

私たちにとって

どこにいっても
電気量を心配する事無く暮らせる
この日本の生活だと
なかなか味わえない経験となった


(近くの土管温泉)


(最高な♨でした)


と、
寄り道はせず
進みましょう。



お次は
「水力発電」です。



歩くムラの
土家のすぐ横にある
この水場。

ネパール人の友人が言うには
いま壊れているけど
直せば使える!

しかも
ヒマラヤの山水です♡

もとのタンクは
コンコンと清水が
流れています♪

まーへーさんなら
問題なく直すでしょう


それを直してから
この水力発電のモーターで
発電予定。


3Wの電灯を
灯す予定です。



 さてさて
どうなるでしょう発電計画。

太陽光発電も
水力発電も

どちらも
うまくいくといいです。

この発電が成功すれば
この村にかすかに流れている
電波をひろって
パソコンで
インターネットにつなぎ

ヒマラヤでネット
そして
情報発信さえも可能になります♪


それができたら
またいろいろ広がって
面白いコトが出来そうです♪




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(オマケ写真)


水牛のいる、となりのおうちまで歩いて5分



歩いて2時間の温泉♨




あきこでしたっ


2016年12月13日火曜日

ムラの場所


ずっと
探し求めていた

村に出来る場所

タイも
インドも
日本も

見つけるのに
3年

それが

何かの導きに
よってなのか

ヒマラヤに。


それまでには
ほんとうに
たくさんの
物語。


2017年

新しい年が
始まってすぐ

『歩くムラ』

ついに
動き出します。

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場所はここ
標高は2100m



ヒマラヤ巨峰の
8000m級の
山々を望む

すばらしい場所



まわりは

ヒマラヤからとれた石と
土で出来た家々




5分ほど先の
おとなりさんでは


水牛たちがいる




ヒマラヤの
草を食べて育った
牛たちのミルク

これが
ほんとうの味

あま〜くて
あったかい




 元サドゥーの
彼が
育てている



気の流れが良く
最高に
気持ちのいい場所


山々に暮らす人々は
自給自足



いろんな植物が育つ
豊かな場所




そして
歩ける 

どこまでも
どこまでも

歩きたいだけ
歩ける


というか
歩くしかない



道なき道
畑の道
あぜ道



歩いていると
やぎに会った



こんどは
やぎのミルクをいただく


こんな贅沢があるだろうか。





ムラ作りの場所は

ガスもない

電気もない

なんにもない

でも

創造性に
満ちている。


まずは

自分たちで電気を作り

暮らしのベースを作ろう。

さて

一体ここが
どうなっていくのか?

まだ

わたしたちも
知らない。